あらかじめ言っておきますが、保険に入ることを否定しているわけではありません。チッチは保険会社が支払っている「高い広告料」が上乗された保険料を支払う気がないので、自分にあった保険は自分で調べていくタイプってだけです。
チッチは、保険に入っていれば安心という言葉については、否定的に捉えています。こんな保険に入る人は、安心を買っているという意識があるでしょう。しかし、その安心にいくら払っているかは、理解できていないと思います。
「確率が低く、損失が大きい」での判断で簡単に説明すると、その保険商品には、確率が高かったり、損失が小さい要件が絶対に含まれています。安心にいくら払っているかを理解できていない理由について、保険会社と顧客(安心を買うタイプ)のそれぞれの立場の思考で考えてみましょう。
保険会社
- 生き残るためには儲けないとならない
- 本来の保険の通りでは利幅が少ない
- CMを見ればわかるようにコストをかけて販売している
- 安心に金を払う客には安心を売ることが必要
- 本来必要ではないが、安心のための商品を開発しよう
つまり、確率が低く、損失が大きい以外の商品を売ることが、両者の満足度を高める。
顧客
- 安心が欲しい
- 不安がある
- 不安とは理解できないことから発生する
- 不安がある
- 保険で安心を買おう
つまり、理解できないことを学ばずに、お金を払って済まそう。
それぞれの利害が一致しています。そして何より、理解できないことを学ばないという人は、安心にいくら払っているかを理解しようとはしないという結論は簡単に導き出せます。
結論としては、保険とはリスクを理解して安心し、その上で加入するもの
ちなみに、チッチが入っている保険はここでは言いません。長年ついてくれている担当者には、友人の紹介はしますがマージンは勿論もらっていません。その代わりに、たまに話をする機会を作ってもらって、保険についての知識を得ています。
コメント
コメント一覧 (2件)
[…] 確率が低く、損害が大きいことなので、普段からそれだけを考えて生きていくことは現実的ではないですし、多くのお金をかけることもできません。そして、「保険に入っていれば安心」みたいに、業者に任せておくこともできません。個人の防災は、個人が労力をかけて準備することが大事なのではないかと感じたわけです。 […]
[…] 保険に入っていれば安心という言葉の意味 2022年1月18日 […]